W杯最終予選日本VSヨルダン

ブラジルワールドカップ最終予選 日本 VS ヨルダン

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本田のハットトリックを含む6点をあげ日本が2連勝とし勝ち点6とした。
前半 4分 左サイドのトップ下の遠藤から中央で待つ岡崎へDFの裏へパス
岡崎が受けてワントラップし反転しながらのボレーシュートをするも惜しくもキーパーに
阻まれる。
前半17分 右からの本田のCKに前田が肩で押し込み先制GOAL!1-0

前半20分 右サイドの内田が同じく右サイドDFの裏に居た長谷部へパスしようとするもDFにあたり、
その跳ね返ったボールが遠藤の前へ。そのボールをワンタッチパスでDFの裏へ抜け出した
本田がそのまま押し込みGOAL! 2-0

前半26分 長谷部と競った14番のアブダラ選手が肘を使ったプレーにより、
2枚目のイエローカードが提示され退場。ヨルダンは前半中盤から10人で戦う事になった。

前半29分 中央の遠藤から右サイドで待つ岡崎へパス。岡崎がトラップして左足でシュート!
これを相手GKに弾かれファーサイドへこぼれた所に詰めていた本田が押し込みGOAL!3-0

前半34分 本田から右サイドの長谷部へパスが出ると、そのまま中央の岡崎へクロス。
岡崎がヘッドで後に流し前田が触る前にGKがパンチングでクリア。
その混戦から内田が横に待つフリーの香川へボールを置き、GOAL!4-0

後半6分 前田が左サイドからペナルティーエリア内に侵入し、ヨルダンの13番がスライディングで
止めようとしたところ、ボールでは無く足に掛かり、前田が倒れPK獲得。
そのPKを本田が中央に蹴り込み、1997年W杯最終予選の三浦カズ選手以来の誰も成し得なかった
この舞台でのハットトリックを決め 5-0

後半43分 中村憲剛の左CKからショートパスで長友へ。その長友がDFをかわした直後、
クロスでファーサイドに迫る栗原がヘッドで押し込み駄目押しGOAL! 6-0

解説

この試合は大よそヨルダンのマーク・リマーク・プレスが全く機能していなかった事がよくわかる。
下のシーンをご覧いただきたい。これは前半20分、本田がGOALを決めたシーンで、遠藤からパスが
出されるよりも前のものだ。
この瞬間本田は遠藤にゴールデンスペースへ走り込むサインを出し、岡崎もそれに気が付き一瞬振り向いて
両手を閉じて自分はスルーする事を宣言している。本来、このゴールデンスペースには相手DFが1人
居るはずだが、岡崎のマークよりも前に2人が出ており、ポジションミスが起こっている。更には黄色で囲んだ中に
DFが三人被っており、ここでもカバーポジションをミスしている。要するにこのシーンでは相手DF3/5人は居る意味を成してないのだ。

 

前半4分のシーン

ゴールデンスペースが存在している事に気付いた岡崎は、
相手DFの裏へ走り始め、連動して香川も同様にそのスペースへボールを出す事を指示し、
それをうけてやはり遠藤が岡崎へパスしている。しかも相手18番は、
抜かれた事で追うのを早々に諦め、Aの選手にリマークさせようと立ち止まり、
それに対応出来ないDFラインは結果的にGKと1対1のシーンを作る事になり、
シャフィが止める事が出来た為にゴールにはならなかった。

前半29分 3-0のシーン

このシーンでは相手DF16が岡崎をマークしなければならないが、
前田と岡崎の間にポジションを取っている。
本来16番は岡崎をマークし、その横に居るDFが前田をカバーすれば
岡崎に抜かれる事も無いし、オフサイドにする事も出来た。
ところが、岡崎は一定の距離を保ち、空いたスペースへ出すように遠藤に
指示、それに気づいた前田は、パスが通った後の折り返しを待つポジションに
本田と共に遷移する事になり、この後本田が押し込んだ。

まとめ

遠藤がどれだけ主要な役割を果たしているのかよくわかる。
ヨルダンはマンマークからプレスを中心としたリマークを重ねる事により、結果マークさえも手に付かない状態が終始続き、
一切の仕事をさせていない。この点を恐らく次の対戦国オーストラリアは確実に埋めてくるであろう。
以前のアジアカップ決勝戦でも、徹底的に抑え込まれ最後の最後まで誰にも仕事をさせる事が出来ず、
延長に唯一掴んだ”李”の動きに惑わされたDFが決定機を作らせた。
次戦こそ日本代表にとって本当に厳しい戦いになる事は明白である。
しかし、これを勝利し勝ち点12にして、次に繋げて欲しい。

2012/6/10 修正 最終予選に於ける現在(6/10時点)の日本の勝ち点はでありましたが、9と表記しておりました。
訂正してお詫び申し上げます。
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